血栓予防が今、必要とされる理由

 若いCOVID-19患者が、突然に脳卒中・脳梗塞などで重体化することが報告されています。これはCOVID-19の重症患者だけでなく、無症状患者でも同様に頻発しており、海外では死にいたるケースもあります。仮に一命を取り止めても、手足の麻痺をはじめ、言語障害や視覚障害、感覚障害など様々な後遺症が残るケースも報告されています。

 サイトカインストームにより血栓が形成される

 この原因は、COVID-19感染により、血管を閉塞させる血栓が増殖されているからです。感染が肺に起こり炎症を起きると、サイトカインがその細胞から分泌されます。大量のサイトカインが放出されサイトカインストームが起こると、血液の凝固異常が過剰に起こり、全身の血栓形成に繋がります。

 

 感染初期段階でも、血管が攻撃され血栓が形成される場合も

2020年4月20日の英国医学雑誌LANCETに掲載された仮説で、新型コロナウイルスが肺を通じて血液内に入り、血管を攻撃するのではないかという内容の論文が発表されました。血管を傷付けることで血栓が生まれ、肺炎自体はそんなに重症ではないにも関わらず、心筋梗塞や脳梗塞になってしまうということです。これは、サイトカインストームにはなってない状態で、血管が完全に閉塞されるまで自覚症状がない場合が多いです。

重症化には血栓が関わっているのは決定的です。現在、サイトカインストームを抑えるような治療薬「アクテムラ(中外製薬)」が有望視され、重症化が軽減されることが期待されていますが、医師の処方が必要になりますし、当然ながら無症状患者には処方されません。

 自分たちで血栓を予防することが大事です

EPAは、元々は中性脂肪を下げる効果が認められていますが、最近は血栓を予防する効果があるとも言われています。体内で生成されないこのEPAは、サバやイワシなどの青魚に多く含まれています。従って、青魚を積極的に食べると予防効果が期待できます。このEPAは、ほぼ純度100%の純品であれば、高脂血症や閉塞性動脈硬化症の治療薬として使われています。

 

しかし、EPAは体内で酸化されやすく、魚をそのまま摂取しても効果が薄まってしまいます。そこで、酸化されないように保護する酸化防止作用があるd-α-トコフェロールを一緒に摂取することをお勧めします。

ジェラシーαは、EPAにd-α-トコフェロールを同時に配合したサプリメントです。1日4粒を目安に正しく摂取し、血管健康な毎日を送ってください。